本日は遊戯王を語るうえで欠かせないカード・・・
「壺」と名の付くカード19枚をまとめましたのでご覧ください。
広告
- 強欲ごうよくで金満きんまんな壺つぼ
- 太古の壺
- 強欲な壺の精霊/Spirit of the Pot of Greed
- 壺魔人/Dragon Piper
- 壺魔神/Avatar of the Pot
- 禁忌の壺/Pot of The Forbidden
- 強欲な壺/Pot of Greed
- 壺盗み/Jar Robber
- 金満な壺/Pot of Riches
- 紅蓮魔竜の壺/Red Dragon Vase
- 謙虚な壺/Pot of Generosity
- 強欲で謙虚な壺/Pot of Duality
- 強欲で貪欲な壺/Pot of Desires
- 貪欲で無欲な壺/Pot of Dichotomy
- 貪欲な壺/Pot of Avarice
- 無欲な壺/Pot of Benevolence
- 大欲な壺/Pot of Acquisitiveness
- 心鎮壷/Xing Zhen Hu
- 心鎮壷のレプリカ/Xing Zhen Hu Replica
- ドラゴン族・封印の壺/Dragon Capture Jar
強欲ごうよくで金満きんまんな壺つぼ
通常魔法 (1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの 裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。 除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
EXデッキをランダムに裏側除外し2ドローする効果!
リンクやシンクロに頼らないデッキであればほぼ投入できそうな良カード。
また、「ダ・イーザ」のように除外で強化されるカードなどと相性は抜群ですし、EXを無視して良いデッキならほぼ必須になりそうな良カードです。
太古の壺
通常モンスター 星1/地属性/岩石族/攻 400/守 200 とても壊れやすい大昔の壺。中に何かが潜んでいるらしい。
1999年3月にBOOSTER1で登場した初期のカード
壺モンスターの先駆けともいえるこちらのモンスターは★1・地属性・岩石族と微妙に使えないこともなさそうなステータスを持っており、決闘に使用すれば若い遊戯王プレイヤーとの経験の差を見せつけることが出来る。
ストレージでも見かけることは少ない、「とても壊れやすい?」カード。
強欲な壺の精霊/Spirit of the Pot of Greed
効果モンスター 星1/光属性/天使族/攻 100/守 100 このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する時に「強欲な壺」を発動した場合、 「強欲な壺」を発動したプレイヤーはカードをもう1枚ドローする事ができる。
強欲な壺がムショ入りしてから行き場を失ったモンスター。
邪悪な笑顔のわりに光属性・天使族・★1というかわいらしいステータスを持っており、その外見は三浦建太郎先生の作品に登場しそうな小悪魔的外見。
このカードのように強欲な壺が使用禁止になりやり場を失ったカードは多く、それはまた別にまとめたいと思う。
壺魔人/Dragon Piper
効果モンスター 星3/炎属性/炎族/攻 200/守1800 リバース:フィールド上に表側表示で存在する「ドラゴン族・封印の壺」を破壊する。 破壊した場合、フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族モンスターは全て攻撃表示になる。
ちなみに原作ではペガサスが使用し海馬を苦しめている。
見た目はドラクエの雑魚キャラに出てきそうな風貌。
ドラゴン族デッキを苦しめる封印の壺メタとしてぜひ採用を検討してほしい。
壺魔神/Avatar of the Pot
効果モンスター 星3/地属性/岩石族/攻1200/守1300 手札から「強欲な壺」1枚を墓地へ送る。 自分のデッキからカードを3枚ドローする。
こちらも「強欲な壺」絡みの一枚。
その効果は強欲な壺の精霊と似通っており、結果双方「強欲な壺」を絡ませ3枚ドローを狙うためのカード。
こちらはステータスが高く、サイクロプスの一撃にも守備で耐えることが出来るマッチョなイラスト
ビスケット・オリバ並みの筋肉量と股間の謙虚な盛り上がりのアンマッチが特徴。
禁忌の壺/Pot of The Forbidden
リバース・効果モンスター 星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000 「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●自分はデッキから2枚ドローする。 ●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。 ●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。 ●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
各禁止・制限カードの効力を併せ持った最上級「壺」モンスター。
壺・ポットと言えばリバース効果を持ったモンスターが多くその中でも最高級の性能・効果を併せ持ち、リバース支援のタロットレイとのコンビネーションは強力。
見た目は四方に邪悪な顔を持ち、その壺の口には牙を剥いた何かが待ち構えている。
四方の顔はまさに4枚の各制限・禁止カードを表している。
強欲な壺/Pot of Greed
通常魔法(禁止カード) デッキからカードを2枚ドローする。
遊戯王カードを代表するカードと言っても過言ではない単純明快な強力カード。
小学生のころはなぜかこのカードさえデッキから外して、強そうなカードをぶち込んでいた。
1枚が2枚に変わるカードゲームの手札アドバンテージの概念からも確実に3積み確定の爆アドカード。
しかし、長い禁止の歴史とこれからもこのテキストのままの釈放はないものと考えられる。
関連カードも多く、禁止により数枚のカードが意義を失ってしまうほどに影響力のあったカード。
また多くの派生カードを生み出した始祖ともいえる。
壺盗み/Jar Robber
速攻魔法 「強欲な壺」発動時に発動する事ができる。 「強欲な壺」の効果を無効にし、 自分はデッキからカードを1枚ドローする。
骨董屋で見つけた強欲な壺を盗む成金ゴブリン。
ちなみに彼が成り上がりのために盗んだのはこれ以外にも。
「強欲な瓶」を「物資調達員」のリヤカーから盗み、強欲な壺・瓶を手にしそのパワーで「強欲ゴブリン」にランクアップエクシーズチェンジ。
しかし、すぐ盗みが判明し投獄されることとなる。
続きはこちらで
【遊戯王】2018年版!成金ゴブリンの物語【イラストストーリー】 | 遊戯王のトリビア
金満な壺/Pot of Riches
通常魔法 「金満な壺」は1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はP召喚以外の特殊召喚ができない。 (1):自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスター及び 自分の墓地のPモンスターを合計3体選び、 デッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから2枚ドローする。
ペンデュラム専用のドロー系壺カード。
EXデッキのペンデュラムをデッキに戻す必要があり、ペンデュラムを使用したデッキ以外の使用は見込めないが割と容易に条件を満たすことが出来るので便利なカード。
ちなみに金満とは
第一義的には「金持ち」を意味するが、やや揶揄的な意味で
野球ファンは巨人(読売ジャイアンツ)を、
サッカーファンは名古屋グランパスエイトを指す場合がある。
紅蓮魔竜の壺/Red Dragon Vase
通常魔法 自分フィールド上に「レッド・デーモンズ・ドラゴン」が 表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。 自分のデッキからカードを2枚ドローする。 このカードを発動する場合、次の相手ターン終了時まで 自分はモンスターを召喚・特殊召喚する事はできない。
レッドデーモンドラゴンを採用するデッキ専用のドロー系壺カード。
発動条件も限定的、手札で腐りやすく使いづらい。
その上、発動後は次の相手ターンが終わるまでモンスターを召喚・特殊召喚できないという制約付き。
イラストは壺というよりお面に近い見た目。
紅蓮魔竜という名前が非常にかっこいい。
謙虚な壺/Pot of Generosity
通常魔法 自分の手札のカードを2枚デッキに戻す。 その後デッキをシャッフルする。
強欲な壺と見た目も効果も相対するカード
その毒の無い見た目はきれいなジャイアンのように一部の曇りもない。
薄目が開いた状態は仏像のよう。
仏教で、半眼 ということばがあるそう。
自分の内面と、外とを同時に見る、悟りをひらくときの眼の開き方なんだそうです。
使用する上ではデッキ切れを防ぐなど、かなり特殊な戦法をとるデッキでないと活かせそうにない。
強欲で謙虚な壺/Pot of Duality
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。 (1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、 その中から1枚を選んで手札に加え、 その後残りのカードをデッキに戻す。
強欲と謙虚のハイブリッド。
謙虚と強欲は表裏一体という人生訓を僕たちに教えてくれているのかもしれません。
効果はかなり汎用性が高く、特殊召喚を多用しないデッキであれば採用の可能性が多いとても便利なカード。
低くはない確率でキーカードを手札に呼び込める。
強欲で貪欲な壺/Pot of Desires
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。
邪悪な壺が重なってしまった姿。
強欲と貪欲という少しネガティブな概念の代償はデッキを裏側で除外するというコストに表れており、あまり乱用しすぎると身を亡ぼしてしまう。
しかし、二兎を追う者しか二兎を得ることはできず、強欲で貪欲であることが間違いとは言い切れない。
用法・容量を守って使用したいものである。
広告
貪欲で無欲な壺/Pot of Dichotomy
通常魔法 メインフェイズ1の開始時に自分の墓地から 異なる種族のモンスター3体を選択して発動できる。 選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。 その後、デッキからカードを2枚ドローする。 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
貪欲と無欲という相対する壺の合体した姿。
効果は異なる種族3体を墓地からデッキに戻し、2ドローというどこかの空牙団の大義を思い出すカード。
バトルを行えなくなる制約はあるものの、使用できるデッキは多い。
(空牙団・ライトロードなど)
ちょっとくらい2面性のある人ならいいですが、あまりにかけ離れた振る舞いをしてしまうと人は離れていきます。
しかし心配無用、その分濃いファンも現れる事でしょう。
貪欲な壺/Pot of Avarice
通常魔法 (1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。 そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから2枚ドローする。
長い鼻の下と張った頬骨。
宝石や金属をあしらった歯や飾りを持つ姿はまさに貪欲。
墓地のモンスター5枚デッキに戻し2ドローという、リンク召喚などを多用するサイバースデッキなどでは手札枯渇を補う良いカード。
ネガティブな見た目ですが、貪欲は悪いことだとは思いません。
自分の欲求に素直に向き合う人こそ、夢をつかむチャンスは舞い込みます。
無欲な壺/Pot of Benevolence
通常魔法 自分または相手の墓地に存在する カードを合計2枚選択し、持ち主のデッキに戻す。 このカードは発動後、墓地へ送らずにゲームから除外する。 「無欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
「謙虚な壺」以上に欲そのものがなくなった「無欲な壺」
墓地のカード2枚をデッキに戻すというアンデット族が嫌がりそうな効果なので中には聖水が入っているのかも。
半目で手を合わせ、うすら笑いを浮かべる姿は他の壺カードとは違う意味で怖いです。
大欲な壺/Pot of Acquisitiveness
速攻魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。 そのモンスター3体を持ち主のデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。
壺カード唯一の速攻魔法。
効果は除外ゾーンから3枚をデッキに戻し、1ドロー。
〇クション大魔王のような見た目をしているが、コナミとタツノコプロのコラボレーションの一環かは不明。(実況パワフルサッカーでタツノコとコラボ)
心鎮壷/Xing Zhen Hu
永続罠 フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 選択された魔法・罠カードは発動できない。
他のカードよりオーソドックスな壺の見た目です。
最大2枚のカードを無効化することが出来、デュエルリンクス内では何度も泣かされました。
ちなみにマンガ原作で登場した「龍札」というゲームに登場した壺。
心鎮壷のレプリカ/Xing Zhen Hu Replica
永続罠 フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して発動する。 このカードがフィールド上に存在する限り、 選択したカードは発動する事ができない。 このカードの発動に対して、 魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。
若干先ほどより邪悪さが消えたレプリカ。
こちらの効果はより確実に相手のセットされた魔法罠の発動を食い止める。
レプリカにしてはなかなかの性能を持ち、偽物でも確かな技術で作られた芸術品はしばしば本物を超えるということの体現ではないでしょうか。
ドラゴン族・封印の壺/Dragon Capture Jar
永続罠 このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上に表側表示で存在する全てのドラゴン族モンスターは守備表示になり、 表示形式を変更する事ができない。
スターターボックスで登場したすべての壺カードの原点。
原作ではモンスターカードでドラゴン族を封印する効果を持ち、壺魔人の効果でそのドラゴンを操るというコンボを見せていました。
現環境でもこのカードの採用により、青眼デッキなどを相手にすれば発動と同時に、相手の驚く顔と笑顔を誘うことが出来る良カード。
【強欲な】壺カード20枚まとめ【遊戯王】
遊戯王最初期から現在に至るまで多くの歴史を築いてきた「壺」カードたち。
これからもその種類は増え続けると思われるので長い目で追記していきたいと思います。
30年40年続いたら素敵。
最後まで見ていただいて有難うございました。
マタンゴ!
アンデット強化待ったなし!
噛まれてたまるか!ゾンビ対策